「インターンシップ」と「アルバイト」は、目的が異なるので、別々に募集している会社が多いと思いますが、弊社の場合は、セットで運用しています。
基本は「アルバイト」として募集し、希望者は「インターンシップ」にも参加できるという仕組みです。
インターンシップの企画を考えた訳
弊社のアルバイトの日常業務はデータ整理やワークショップの準備など、裏方の仕事が多いです。まちづくりに興味を持つ学生が集まっているにも関わらず、なかなか現場を体験できないことに課題を感じていました。
そこで「インターンシップ」プログラムとして、学生と弊社がWIN-WINになる企画を考え、希望する学生に参加してもらうことにしました(なお、インターンシップにおいてもアルバイトと同様の給与を支払う運用をしています)。
インターンシップの3つの狙い
- 学生にとっては、まちづくりの現場に触れることにより、就業体験の価値を高めることができる
- 弊社にとっては、学生の自主的な活動を通じて、若い感性からのフィードバックをもらうことができる
- インターンシップでの充実した体験を基に、卒業後も学生と弊社が継続的につながることが期待できる
インターンシップの企画を3つ紹介
[1]インターン・ワークショップ・レポート
noteでも掲載している「インターン・ワークショップ・レポート」は、現場を体験したい!という学生がワークショップに同席し、リアルな現場をレポートする企画です。
学生が率直な視点からレポートは、弊社にとっても刺激になり、クオリティの向上や改善につながっています。
[2]インターン・チーム
現在、試行中の企画が「インターン・チーム」づくりです。
この企画のきっかけは高校のアントレプレナーシップの授業に関わらせてもらったことでした。高校生からまちづくりに「全く興味がわかない」と率直に言われて、これはまずい!と思いました。
若い感性からの発想が大切と気づかされ、アルバイトの学生のみんなと相談したところ、5人が手をあげてくれて、チームが結成されました。連日、どうやったら小中高生がまちづくりを楽しんでくれるか、検討が進んでいます。
先日は、その中から出てきた企画でコンペにもチャレンジしました(下の写真はオンライン審査会の様子)。
今後は、この「インターン・チーム」の取り組みを引き続き応援すると共に、卒業などでメンバーが変わっても継続できる仕組みにすることを検討していきます。
[3]OB・OGも参加するプラットフォーム
これから取り組みたいと思っているのが、インターンシップやアルバイトの「OB・OGも参加するプラットフォーム」づくりです。
弊社スタッフや現役の学生だけでなく、卒業したOB・OGも加わり、情報交換や相談ができるプラットフォームをつくっていく予定です。
石デ・オープン社内報 #3
石塚計画デザイン事務所(石デ)のオープン社内報。
社内の日常、プロジェクト、仕組みなどを「社内砲」からドカンと発信します。