宝塚歌劇に観劇に行った話

2023年8月某日。
思い立って東京事務所のスタッフみんなで東京宝塚劇場に観劇に行ってきました。
というのも、実は弊社のスタッフには、東京宝塚劇場の衣装担当に在籍していた人がいるのです。

弊社は10数名の小さな事務所なので、スタッフのインプットの機会を大切にしており、こういった出会いがなければ、宝塚を見に行く機会も一生ないだろうな〜と思っていたので、事務所の福利厚生としてチケット代を補助し、スケジュールが合うスタッフで見に行くことにしました。

宝塚歌劇について、解説できるほど詳しくないので、説明はこちらをご覧ください。


観劇した演目は、「1789-バスティーユの恋人たち-」。
フランス革命の時のお話だそうです。

1789とは
2012年にフランスでの初演が絶賛を博し、大ヒットを記録した作品。2015年に日本初演を果たした月組公演は、軽快なロックナンバーに乗せたドラマティックな演出が鮮烈な印象を残し、再演希望の声が多数寄せられる人気作となりました。
革命前夜のフランスを舞台に、運命に翻弄されながらも愛と理想を追い求める若者達の姿を描いた物語において、主人公ロナンを演じるのは、確かな実力に加え作品毎に更なる飛躍を遂げる星組トップスター礼真琴。フレンチ・ロックで紡ぐ、スペクタクル感溢れる傑作ミュージカル

宝塚歌劇公式HPより抜粋


観劇の日程が決まってからは、スタッフ各々で事前に予習する人がいたり、
あえて情報を見ないようにして当日楽しもうとする人がいたり、社内チャットは盛り上がっておりました。

ちなみに、ドレスコードはありませんが、Tシャツできている人は私たち以外ほとんどいませんでした笑

人生初の宝塚歌劇、観劇

東京宝塚劇場前には開演1時間前からとんでもない人だかり

東京宝塚劇場に入るのも一生に一回かもしれないので、入場後や休憩中は場内を探索。
カフェコーナーや物販コーナー、2階席など、終始キョロキョロしながら余すところなく場内をチェックしました。
「1789-バスティーユの恋人たち-」のはじまりはじまり。

宝塚劇場のエレガントな階段に似つかわしくない
筋肉質な男・・・
ちなみに座席は奮発してS席

はじめての観劇を終えたスタッフの興奮冷めやらぬ感想を紹介

SATO

見に行ってよかったです。
最初で最後の機会かもしれないので、限界まで集中力を高めて全体を俯瞰するように見ていました。

演者さんだけでなく、映像や照明、音楽、衣装、舞台やセットや使い方など、長時間見ていても飽きない工夫と迫力でいっぱいでした。

歴史が苦手でストーリーについていけなかったので、ブルーレイでもう一度見直したいです。
あと、本番でのパフォーマンスの完成度が高すぎて、裏での稽古や努力の様子を想像して思いを馳せていました。

MURE

礼さんがとにかく素敵でした。
歌も上手いしダンスも上手い、立ち姿も美しい
羽をユッサユッサと揺らして階段を下りる姿は、スターのオーラ全開。
マリーアントワネットの有沙さんの歌も良かった。
観劇前はショーの部分が少ないのが残念かも?と思っていたけど、劇中の歌もダンスも盛りだくさんで満足でした。

ラインダンスの衣装が可愛かった!

最後の舞空さんの羽を背負った衣装がポップでカラフル可愛くて良かった。

CHIBA

コテンラジオでフランス革命編を聴いていたのがすごく役に立って、一見シンプルなストーリーの行間がぎっしりと繋がって感慨深かったです。
世界史の大きな分岐点と、ラブストーリーと、音楽と美しい人物たちと、照明と歌(言葉)が重なり合って、興奮しました。
そして最後のショータイムにつながる眩い世界。

今まで知らなくて損した!って思いました。

KOBAYASHI

生オケが入っているのがすごいと思いました。
そしてやっぱり皆さん歌が上手い!
マリーアントワネットの最初の登場シーンで、歌が上手いのとステージ全体の華やかな構図に圧倒されました。

KIKKAWA

踊りながらあんだけブレずに歌えるって超人的だなと思いました。
演目については、フランス人すげー!って思いました。

セリフもシンプルに心に刺さるものが多くって、こんなシンプルなこと(人権問題など)まだ実現できてない世の中・社会的構造があるなぁと改めて感じました。
時代背景は全く異なるけど、現代にも通ずる普遍的なテーマだなと思いました。

WAKASHIMA

動きがしなやかで正確で、すごい訓練されているなあと思いました。
歌いながらってのもすごい。息切れも感じさせない。

そして、石デに入っていなければ恐らく足を踏み入れることのない空間で、ドキドキしました。

あとは、フランス革命の歴史に興味が出ました。
王政による絶対的な政治から、フランス人権宣言までたどり着いた民衆のパワーはすごいなと。

MIKIKO

まず驚いたのが、セットがすごすぎる〜です。
小さめの劇場にはたまに行くのですが、シーンによって机やベッドやステージなどに変わる『台』や汎用性の高い『板』などのセットに見慣れていたので、豪華なセットの素晴らしさと、あの量をを収納している舞台裏はいったいどうなっているのか?ということにびっくりしました。
目が慣れてくると、ダンスもかっこいい!歌もすごい〜などいろいろ気になってきますね。
一番素晴らしい衣装はやはりマリーアントワネットですね。

手前の花道みたいな通路の細さも、よく踊りながら通れるな〜と気になります。

最後のラインダンスは、学生さん?若い子達で構成されていると聞いたことがあった気がしますが、どうだったのでしょう。

NOBUCHI

面白かったです。物語がバスティーユ牢獄で突然の終わりを迎えて、もっと続くと思っていたら、えっ、終わり?そして何が始まったの?(笑)とはじめての体験を楽しみました。
物語の終わった後の方が会場が盛り上がっていた。

フランス革命については、人間って怖いなあ〜と思いながら見てました。
封建社会はあかんけど、能力主義もあかんとサンデル先生が言っているから、フランス革命から始まり、未だ平等を求める戦いは続いているのだな〜と思いながら見てました。

観劇後にはしゃぐ人たち

やはり「宝塚歌劇団」って有名で誰でも聞いたことのある名前だし、熱心なファンもいるという噂も聞くし、行ってよかったという感想がほとんどでした。
みなさんも機会があったら見に行ってみてね〜。

おしまい

石デ・オープン社内報 #12
石塚計画デザイン事務所(石デ)のオープン社内報。
社内の日常、プロジェクト、仕組みなどを「社内砲」からドカンと発信します。

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