弊社は札幌事務所と東京事務所の２拠点があり、札幌が本社になっています。
たぶんめずらしいですよね。
札幌と東京に２拠点あることを弊社としてはとても大切にしており、業務の分野的な広がりや、クライアントの広がり、そして何より仕事の現場で出会う地域の方々とのネットワークの広がりが弊社の仕事のクオリティや価値を創造する重要な要素になっています。
そこで気づいたわけですが、
２拠点あるならこれを利用したもっとクリエイティブで今の時代にあった柔軟な働き方ができるのではないか！？
オンラインでの打合せなど、リモートワークがスタンダードになるなかで、世界中どこにいても仕事ができるのではないか！？（ワーケーションとかあるし）
ということで考えたのが「東京スタッフの札幌事務所出社」という試みです。
＊試験的に運用しているものです
東京スタッフの札幌事務所出社とは？
もともと、ワークショップのファシリテーターが足りない時など、必要な仕事として互いに出張することは多くあったのですが、この試みは特に必要な出張がない場合でも東京スタッフが札幌事務所に出張してもOKというものです。
東京スタッフの札幌事務所出社の概要
・必要な出張がない場合でも東京から札幌事務所に出張してもOK
・期間の制限はないが、東京方面での仕事に差し支えない範囲で申請可能
（現実的には1週間程度が想定される）
・休暇ではないので、札幌からも東京の業務に支障をきたさないようにする
・交通費は会社持ち
一部、仮説的で生煮えな部分もありますが、制度のメリットは以下のように考えており、交通費などの投資は十分に回収できると考えています。
東京スタッフの札幌事務所出社のメリット
- 札幌スタッフと東京スタッフのコミュニケーションがより図られる
- 札幌事務所のノウハウと東京事務所のノウハウの技術的な交流がより深まる
- 札幌事務所業務の所内ブレストなど、違う視点が加わることで業務のクオリティをさらに高めることができる
- 事務所の就業環境など、慣れてしまって気づかないことを指摘できて、改善することができる
- 夏の暑い時期など、札幌の涼しい環境で仕事ができる
- 札幌（北海道）にある美味しいものが食べられる
- 仕事する環境を変えることで気分転換ができる
- 防災やBCPの観点で、今後の対策を検討できる可能性がある
- 札幌と東京のスタッフは普段からオンラインツールを使って積極的にコミュニケーションをしたり、技術的な交流をしているので、ご安心ください
この試みは東京→札幌を中心に運用をはじめていますが、逆に札幌→東京も面白いと思っています。
現在はコロナ禍ということで、運用が難しいところではありますが、社会状況をみながら少しずつ実装できるように進めていく予定です。
その様子は、
・東京スタッフの札幌事務所出社｜ やってみた編
・東京スタッフの札幌事務所出社｜ 受け入れてみた編
で紹介しますので楽しみにお待ちください。
石デ・オープン社内報 #7
石塚計画デザイン事務所（石デ）のオープン社内報。
社内の日常、プロジェクト、仕組みなどを「社内砲」からドカンと発信します。
