コンペと「お願い、まちの子どもラボ」の今後

その後も続くコンペの準備

こんにちは、石デインターンの酒井和です。

提出書類が完成しても準備は続きます。
やはり、一番難しかったのは、プレゼンで話す原稿づくりです。
これまでのお話であったように、ワークショップの内容から、「お願い、まちの子どもラボ」をやる意義まで、何度も何度も話し合って、考えを深めてきたからこそ、伝えたいことがたくさんあるんです。
本当はこの投稿のようにたっぷりお話しできたら嬉しいんですけど(笑)
1分のなかに情報を盛り込みすぎて、早口になっても伝わらないと思い、内容の取捨選択にとても悩みました。

ついに審査会でのプレゼン当日!!

審査会は13時からでしたが、当日は午前中から集まって、緊張しながらもみんなで準備をしてました。私たちがこだわったのは、

どうやって印象に残るプレゼンにするか

このコンペには約45組ものチームが参加しており、私たちの順番は43番目。たくさんの発表を見てきた審査員の印象に残るにはどうすれば良いか?ワークシートを大きく印刷したり、ホワイトボードを活用したり、ラボにちなんで、ドンキで博士コスプレを買ってきたりなど、あらゆる手を尽くしました。

いざ審査会がはじまってドキドキ

準備は和やかな雰囲気で進みましたが、いざ審査会開始の時間になると学生チームはドキドキ。
他のチームの個性豊かで独創的なアイデアに、圧倒されたり、刺激を受けたり。他のチームの発表中は、内容や審査員の方からの質問をまとめたりして、出番に備えていました。

そして、いざ石デユースクリエイトの出番!

発表担当:ハキハキとお話上手な水野さん
補助・質問担当:丁寧で言語化が得意な溝口さん
という最強の布陣です。1分という短い発表でしたが、準備した通りに自分たちの全力を出すことができました。

図12

こんなふざけた格好でも私たちは真剣です。

図13

石デスタッフも見守ってくださる

そして、いよいよ結果発表、、、!

結果は予選落ち、、、
自分たちのアイデアに自信を持っていたし、ユースクリエイトの名にかけて、一位にならなくては思っていたのに、まさかの結果でした。
終わった後、審査員の方に講評をいただいた際には、話がとても上手でインパクトもあったといっていただきました。
しかし、企画の内容が上手く伝わってなかったよう、、、自分たちは完璧に理解しているため、初めて聞く人がどこが分からないかが分からない状態になってしまっていたのかなぁ。
ボードには、企画の内容を盛り込んだのですが、それを読まなくても伝わることを意識して、具体的な内容をもっと話せばよかったと思いました。
内容ももちろんですが、伝え方の重要性を痛感しました。

「お願い、まちの子どもラボ」の今後は?

コンペの結果は優勝とはなりませんでしたが、石デスタッフの力もたくさんお借りしながらも、ここまで頑張ってきました!
しかし、コンペは1つのマイルストーンで、ワークショップを実現しなければ、ここまでの準備の意味がありません。早速、次は8月下旬のワークショップ開催を目指して、動き始めました!

必要な物やタイムテーブルを考える際には、コンペでの資料を参考にしつつ、ブラッシュアップ。広報用のチラシや、ネームカード、缶バッジなども作成しました。どれも、子どもがワクワクできることを意識しています。

また、実際に開催予定地のたまプラーザにあるWise Living Labで打ち合わせもしました。
打ち合わせでは、缶バッジのデザインを考えたり、落とし物を探すフィールドとなる美しが丘公園に行って、当日の流れをシミュレーションしました。シミュレーションしてみると、意外と材料になりそうな落とし物が少ないことや、日なたが多く、熱いため熱中症対策が必要なことなど、事前に知っておいた方が良かったことに気付くことができました。
参加者の案内の方法や、私たちの動きなどを考えていると、これまで頭のなかだけで考えてきたワークショップが、ついに実現されるのだという実感が湧き、わくわくしてきました。

図14
図15

チラシと缶バッジのデザイン

しかし、私たちが準備に精を出している間に、新型コロナウイルスの感染状況は悪くなる一方、、、。
東京都の新規陽性者数が5000人ぐらいだった時です。

お願い!まちの子どもラボも、対象が小さい子どもであることや、小学校の臨時休校などを受け、残念ながら今回は開催を延期することとなりました。
開催目前での延期であったため、とても悲しかったですが、ここまで準備を重ねてきた分、必ず開催したいと思っています。

今後も、乞うご期待下さい!!

ユースクリエイトを振り返って

インターン生になったその日に、何をするのかあまり分からないけど、とりあえず参加しますといってみたユースクリエイトでしたが、こんなに実りのある活動になるとは思ってもいませんでした。

コロナ禍で新しい出会いの機会が少ないなか、自分とは異なる大学、学年、専攻の人たちと関わることができたことは、とても刺激になりました。
特に、私は学年的にもインターン歴的にも後輩で、初回の顔合わせの際は、どんな人たちが来るんだろうと考えながら、とても緊張していたのですが、雑談をしていくうちに打ち解けることができ、とても安心しました。

多くのミーティングがZoomでしたが、本題から離れて雑談に走ってしまうこともありました(小声)。学生間で、意見をいい合えるのはもちろんのことですが、石デスタッフに対しても、自分の考えや思うことを率直に話すことができるのは、石デの好きなところだなぁと思います。

忙しいなかでも、石デスタッフが私たちの意見を聞こうと、話す機会を設けてくださり、学生のアイデアに「面白そうだね!!」と後押ししてくださる、そんな素敵な環境です!こんな貴重な体験をすることができ、石デスタッフ、ユースクリエイトの仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

ユースクリエイト後出し日記 #5
石デの学生インターンが若さを生かした何かを成し遂げるまでの過程をご紹介する後出し日記。

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