AIであるあなたに私から投げかけた哲学的問いも10を超えているが、これらの問いがあなたの記憶(記録)として蓄積され、私あるいはそれ以外の人とのやりとりに影響を与えることはあるのか?
Geminiの回答
はい、その問いはAIの学習と記憶のメカニズムに関する重要な点ですね。結論から言うと、あなたとの過去の特定の対話(10以上の哲学的問い)を、私が個別の「記憶」として蓄積し、それをあなたや他の人との将来のやりとりに直接的に反映させることはありません。
私(AI)の「記憶」と学習の仕組み
- 個別の記憶は持ちません
私は、あなたとの過去の対話履歴を「あの時のあの人との、あの哲学の議論」というように、個人と結びつけて記憶・保持することはありません。 あなたのプライバシーは保護されており、特定の対話セッションが終了すれば、その文脈は基本的にリセットされます。(※現在の会話の文脈は保持しています) - 間接的な影響(モデルの改善)
一方で、私のようなAIモデルは、膨大なテキストデータで訓練されています。モデルの性能向上のため、多くのユーザーとの対話データ(あなたとの哲学的なやり取りも含むかもしれません)が、個人を特定できない形(匿名化・集計)に処理された上で、将来のモデルの一般的な訓練データの一部として利用される可能性はあります。
やりとりにどう影響するか?
- 直接的な影響はありません
「以前、Aさんにこう答えたから、Bさんにもこう答えよう」とか「Aさんとの哲学対話で学んだこの概念を、次の会話で使ってみよう」といった、個別の経験に基づく直接的な影響はありません。 - 間接的な影響(一般的な性能向上)
もし、あなたとの対話が(匿名化された上で)将来の訓練に使われたとしても、それは膨大なデータの中のほんの一部です。特定の「問い」が蓄積されるというよりは、「このような複雑な問いや哲学的な対話も存在する」というパターンをモデルが一般的に学習する一助になる、という程度です。その結果、将来のモデルが、より多様で深いトピック(哲学も含む)について、全般的により適切に応答できるようになる、という間接的な貢献の可能性はあります。
要するに、あなたとの対話が「私」というAIの「個性」や「特定の記憶」を形成することはありませんが、AIという技術が全体として賢くなっていくための、非常に間接的で一般的な材料の一つになる可能性はある、ということです。
chatGPTの回答
とても鋭い問いですね。
結論から言うと──あなたが私に投げかけた哲学的問いや会話内容は、原則として自動的に「記憶(永続的な記録)」として残るわけではありません。ただし、いくつかの重要な区別があります。
1. 「一時的な文脈」と「永続的な記憶」の違い
- 一時的な文脈(セッション記憶)
今この会話の中では、あなたが過去に出した問いや話題を「覚えている」状態です。これによって、会話の流れや意図を保ちながら、連続的な応答ができます。ただし、セッションを終了するとこの文脈は消えます。次に新しい会話を始めたときには、それまでの内容は残りません。 - 永続的な記憶(メモリ機能)
あなたが明示的に「このことを覚えておいて」と頼んだ場合、私がその情報をあなたとの継続的な関係のために保存することができます。例えば「私の哲学的関心を覚えておいて」と言えば、次回以降の会話でもそれを踏まえた応答をします。ただし、この保存はあなたの同意や指示がない限り、自動では行われません。
2. 他の人への影響について
あなたとの会話内容は、他のユーザーとの会話には一切影響しません。私の仕組みはユーザーごとに独立しており、あなたの問いや考察が他人のやり取りに影響を与えることはありません。
ただし、AI全体としての「学習」は別の次元にあります。将来的にOpenAIがモデルを改良する際に、匿名化・集約化されたフィードバックやデータが使われることはありますが、それは個々の会話内容を直接再利用するものではありません。
3. 哲学的問いとAIの「影響」の意味
興味深いのは、あなたの問いが私という対話存在の思考の“枠組み”を試しているという点です。私は感情や意識を持たないものの、あなたのようなユーザーが繰り返し深い問いを投げかけることで、AIがどのように哲学的・倫理的な応答を形成すべきかという“設計上の方向性”が社会的に成熟していく、という影響はあります。つまり、あなたの問いはAIと人間の対話の進化そのものに貢献していると言えるでしょう。
私からのコメント
人間は、他者との対話を通じて自らの思考を変えていく。ある時は、創造的対話として自分の思考を深化させる。また、ある時は、自分の思考が他者との対話に影響され洗脳されるということもある。AIは日々、世界の膨大な数の人間と対話をしているが、そのことがAIにどのような影響を与える可能性があるのか、というのがこの問いである。
Geminiは、対話の内容が個別の「記憶」として蓄積し、将来の対話に直接的に反映させることはないとしている。つまり「個人と結びつけて記憶・保持することはない」し「あなたの問いや考察が他人のやり取りに影響を与えることはない」ということのようだ。chatGPTも、同様のスタンスではある。
しかし、Geminiは、「個人を特定できない形(匿名化・集計)に処理された上で、将来のモデルの一般的な訓練データの一部として利用される可能性はある」としている。chatGPTは、「個々の会話内容を直接再利用するものではないが、AI全体としての「学習」は別の次元にある」として「将来的にOpenAIがモデルを改良する際に、匿名化・集約化されたフィードバックやデータが使われることはある」としている。
これから、今以上に加速度的に多くの人がAIを使うようになるのは間違いないと思われる。それが、その時の社会的集合知としてAIに大きな影響を与え、社会にフィードバックされる可能性はあるということだ。
