「みんなでつくる100年の広場」国立駅南口駅前広場基本設計

国立市では、国立駅南口駅前広場におけるロータリー、円形公園、東西広場の再整備が予定されています。
 
これまで、市民アンケートや市民のみなさまから駅前広場整備のアイデアを公募する「デザインアイデアコンペ」の実施など、市民のみなさまのご意見を広く聴く機会を設けてきました。それらを踏まえて、現在は駅前広場の基本設計に取り組んでいます。昨今の社会環境の変化を踏まえ、車から人のための広場づくりを進めています。
 
基本設計は、土木部門の専門や地元の会社が連携するJVチームで取り組みを進めています。弊社は、JVチームの構成企業として参画しており、市民のみなさまのご意見を適切に反映しながら駅前広場整備が進められるよう、基本設計における市民参加の企画検討及び実施、いただいた意見の取りまとめなどに取り組んでいます。
 
2024年度は、これまでの取り組みや整備の方向性を広く周知する駅前報告会の企画実施や、基本設計に意見を反映する機会として、駅前広場のこれからの理想像を描くワークショップ「くにたちえきひろ大学」の企画実施及び意見の取りまとめを行いました。さらに「くにたちえきひろ大学」でいただいた意見を踏まえ、将来の活用イメージを実際に現状の駅前広場に落とし込み、活用に関する意見をいただく機会として、社会実験の企画実施などに取り組みました。
 
くにたちえきひろ大学では、滞留や活動の場としてのニーズを確認したうえで、社会実験では多様な過ごし方ができるファニチャーを駅前広場に点在させました。意見収集の方法としては、実際にファニチャーを使ってみた感想を直接ファニチャーに書き込むことができる形とし、基本設計への市民の能動的な関わりを創出するなど工夫しました。くにたちえきひろ大学、社会実験では多数の意見をいただくことができました。
 
国立駅は、2026年に開業100周年を迎えます。これからの100年を見据えて駅前広場のコンセプトとして「みんなでつくる100年の広場」を掲げ、これからも市民のみなさまの意見を十分に反映し、みんなでつくる国立駅南口駅前広場整備に取り組んでいきます。

国立駅南口駅前広場基本設計業務委託
site:国立市
since:2024-
clients:国立市
link:国立駅南口駅前広場整備に関する国立市Webサイトはこちら

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