「北の住まいるタウン 実践ガイドブック」北海道だからできるまちづくり

北海道は、雄大な風景、四季折々の自然に触れながら、自分らしい暮らしが実現できる魅力的な地として、常に多くの人々を惹きつけています。また、豊富なエネルギー資源に恵まれ、食料自給力も高く、自立的で持続可能な地域運営を実現できる魅力もあります。「北の住まいるタウン」は、こうした魅力を北海道のまちづくりの大きな強みとして捉え直し、北海道だからできるまちづくりを進めよう!という思いでスタートした取組です。

具体的には、「コンパクトなまちづくり」「低炭素化・資源循環の取組」「生活を支える取組」を3本柱として、それぞれの取組を単独ではなく、連動(掛け算)させながら進めることで、相乗効果を生み出すまちづくりです。特に、コンパクトシティとエネルギー活用の連動は北海道だからこそ効果的にできる取組です。

この考え方と取組ノウハウを広く周知するため「北の住まいるタウン 実践ガイドブック」を作成しました。道内市町村職員が、まちづくりの重要なパートナーである地域住民、地域団体、民間事業者等と連携しながら「北の住まいるタウン」の取組を考え・実践していく際に参考として活用できる手引書になることに力点を置きました。

「北の住まいるタウン」のイメージを視覚的に伝えるために、新たにロゴを作成したほか、誌面構成も、北海道の魅力が共有できる「読み物」として手に取りたくなるデザインに配慮しました。また、内容は、単に取組概要を示すだけではなく、現場でどのようなプロセスで取組むと良いかのノウハウ(3章)、3本柱の連動(掛け算)を切り口にした先進事例分析・紹介を通じた取組ヒントの提示(4章)など、その名の通り、実践に使えるように心がけました。合わせて、ガイドブックの別冊として、国や北海道による支援事業をまとめた「支援事業リスト」も作成しました。

北の住まいるタウンの推進に係る調査業務
site:北海道
since:2017
発行者:北海道(都市計画課)
成果物のリンクはこちら

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!