「歩いて楽しい 快適なまち シモキタ」の実現に向けて〜下北沢駅周辺のエリアマネジメントの推進〜

下北沢エリアマネジメント

下北沢駅周辺は、昔からファッション・音楽・演劇に代表されるカルチャーや生活密着の市場など独特な活力がみなぎる街です。 また、カレーや古着、そして、鉄道の線路跡地・高架下の利用による新たな魅力が、まちの遺伝子を引き継ぎながら生まれたことによって来街者が増加し一層のにぎわいを創出しています。

そんな下北沢駅周辺エリアで、まちの文化と活力を持続可能なかたちで引き継ぐため、2025年2月、「下北沢エリアマネジメント協議会」が設立されました。

この協議会の設立の背景としては、まちの魅力をつくるイベントや、清掃・防犯に代表される地域活動などを今後も継続させるために、近い将来に起こる可能性がある高齢化等による担い手不足に対応するという課題があります。これまで商店街、町会・自治会、地域の活動団体、企業、行政など多様なプレイヤーが担ってきた意志と活動を持続・発展させていく手段として、エリアマネジメント活動とその組織化が求められていました。

下北沢エリアマネジメント協議会では、「歩いて楽しい 快適なまち シモキタ」を将来像に掲げています。シモキタを愛する多様な人々にとって、魅力的なまちであり続けるために、まちの遺伝子を引き継ぎ、まちの変化にあわせながら、世代を越えて地域の価値の維持・向上に取り組みます。

2023年度は「下北沢未来ビジョン(素案)」の作成、2024年度は「下北沢エリアマネジメント協議会」の設立と「下北沢未来ビジョン」の策定を行い、実施体制や、エリアマネジメントによって実現すべき事業を検討しました。今後は、将来像の実現のために社会実験等を通じて具体的な運用ルールや体制を検討し、持続的な活動を育んでいきます。また、公共空間活用事業の仕組みを整備していくことを想定しています。

弊社はこれらの取り組みにおいて、協議会の前身である「下北沢駅周辺エリアマネジメント準備協議会」のお手伝いを2カ年にわたって行いました。
具体的には、
・全体のプロセスデザイン
・準備協議会での意見収集・整理
・エリアマネジメントの目標・事業・体制の検討
・未来ビジョンの作成
・協議会やエリアマネジメントの運営を担う法人などの体制や、協議会の会則等の検討
・下北沢エリアマネジメント協議会の立ち上げ支援
などを行いました。

下北沢駅周辺エリアマネジメント準備協議会
(エリアプラットフォーム)未来ビジョン策定等業務
site:世田谷区 下北沢駅周辺
since:2023-2024
clients:下北沢エリアマネジメント協議会

(契約時は下北沢駅周辺エリアマネジメント準備協議会)
Partner:karako design works

下北沢エリアマネジメント

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