地域包括ケアシステムが提唱されてから約20年。
市町村ではそれぞれ地域ケア会議や生活支援体制整備事業を立ち上げて、生活支援コーディネーターを配置して、地域でできることを模索してきました。
高齢化と人口減少の著しい東北地方においては、医療・介護サービス資源も限られ、地域で暮らしていくことが限界に近づいてきており、これまでの病院・施設や家族に依存した介護福祉ではなく、地域に即した地域包括ケアシステムを構築することが求められています。
地域ケア会議の仕組みを持つ市町村と、地域の状況をよく知る生活支援コーディネーターが協働できる体制をつくり、より効率的に地域課題を発見し、地域に支え合いの体制をつくっていくことが期待されます。
この事業ではクライアントである株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所様が取り組む東北地方を対象とした調査研究事業の一環として、地域ケア会議の関係者や生活支援コーディネーターを対象としたワークショップを2回開催し、地域ケア会議の現状の課題や、あるべき姿を話し合いました。
またワークショップで出された実際の取組や意見をもとに「地域ケア会議もっとよくするヒント集 ~100歳まで自分らしく暮らせる地域づくりを実現するために~」を取りまとめました。
弊社はワークショップの企画、運営を行い、パンフレットの企画、編集、デザインを担当しました。
令和5年度老健事業「地域ケア会議と生活支援コーディネーターの協働に関する調査研究事業」におけるリーフレット企画・制作業務一式(地域ケア会議もっとよくするヒント集作成)
site:秋田県
since:2023
clients:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
link:株式会社NTTデータ経営研究所HPでのパンフレット紹介はこちら