地域活動を持続可能なものとするための一助に『~KAWASAKIまちのひろば応援BOOK~ クラウドファンディングにチャレンジ!』

川崎市は、平成31(2019)年3月に策定した「これからのコミュニティ施策の基本的考え方」に基づき、誰もが気軽に集え、多様なつながりを育む地域の居場所や活動である「まちのひろば」や、7つの区ごとにまちのひろばの支援を行う「ソーシャルデザインセンター」、町内会・自治会の支援に取り組んでいます。 

こうした「まちのひろば」や町内会・自治会などの地域活動が、持続的に取り組まれていくために必要な「資金」の獲得について学ぶことができる「はじめて学ぶクラウドファンディング オンライン講習会」が令和4(2022)年3月11日に開催されました。講師は、かまくらさちこ株式会社の代表 鎌倉幸子氏*。弊社は、この講習会の進行とグラフィックレコーディングを担当しました

そして、講習会の内容を基に、鎌倉氏の監修のもと、地域活動に取り組む人や団体がクラウドファンディングの活用を考えるきっかけとなるような冊子としてまとめたのが『~KAWASAKIまちのひろば応援BOOK~ 夢をみんなに応援してもらうしくみ クラウドファンディングにチャレンジ』です。弊社は冊子の編集・デザインを行いました。

クラウドファンディングとは、不特定多数の人(Crowd)から お金を集める(Funding)ことです。
資金を調達するには、助成金の活用、法人寄付や寄贈などの方法がありますが、クラウドファンディングは時期を選ばずに始められることや、プロジェクトの広報効果もあります。
この冊子では、クラウドファンディングの様々なプラットフォームの紹介や、プロジェクトページの公開に向けた準備についてをコンパクトながらしっかり紹介しています。また、川崎の地域限定のプラットフォーム「かわファン」(公益財団法人かわさき市民しきんが運営)など、市内の情報も紹介しているのも特徴の1つです
地域活動を実践している方々や、新たに活動をはじめたいと思っている方々に、この冊子を活用していただけたら幸いです。

鎌倉幸子氏プロフィール
2016年1月、かまくらさちこ株式会社を設立。クラウドファンディングを含むファンディングの企画・運用支援、社会的インパクト・マネジメントや組織基盤強化などのコンサルティングを行っている。現在までに約100件のクラウドファンディングの伴走支援を行った経験を有する。

「はじめて学ぶクラウドファンディング」講習会業務委託
since:2022
release:April 2022
発行:川崎市
監修:鎌倉幸子(かまくらさちこ株式会社)
絵:ちばみきこ
仕様:フルカラー、B5サイズ、全12ページ
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