川崎市では、市民の環境についての関心と、環境配慮意識の向上を目指していきたいという思いから、「かわさき若者会議」* と協働のプロジェクトを始動しました。
その一環として、川崎市大気・水環境計画(令和4年3月策定)のメッセージを、小学生をはじめとする様々な年代の市民の皆さんにわかりやすく伝えるために、計画の絵本版をつくるプロジェクトが始まりました。
絵本作家である大橋慶子さんのご協力・ご指導のもと、かわさき若者会議のメンバーとともに、3回のワークショップを通じて、伝えたいことを話し合い、ストーリーラインやキャラクターを考え、それをもとに作成されたラフの最終確認などを行いました。
意見交換では、どうしたら子どもにも楽しく環境について学んでもらえるか?川崎らしさをどのように表現するか?公害の歴史だけではなく、今行われている環境の取組との関わり方をどのように伝えるか?など、若者会議メンバーと市職員がそれぞれの視点で思いやアイデアを出し合い、一丸となって絵本を一からつくりました。
弊社は、ワークショップの企画・運営と絵本制作のデザインや取りまとめを支援しました。
かわさき若者会議とは
「地元の友達をつくりたい」「なにか自分でやってみたい」「川崎や地元のことが好き」そんな川崎市に縁のある25歳以下の若者が自ら立ち上げ、地域に関する情報交換やプロジェクトを実施する地元密着プラットフォーム。Twitter
市民協働による環境配慮行動啓発物作成業務委託
year:2021-2022
release:May 2022
発行:川崎市
協力:かわさき若者会議
作・絵:大橋慶子
仕様:フルカラー、B5サイズ、全28ページ
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