ACTO日吉は、マンションの広場やキッチン、スタジオなどのスペースを“まちの共用部”として開放し、その空間を通じて「この街でやってみたい・はじめたい」を応援していくエリアマネジメントの取り組みです。
弊社では、ACTO日吉の立ち上げに向けたスキーム検討、体制づくり、初動期の運営の支援に取り組みました。
①エリアマネジメントプランの策定支援
ACTO日吉の立地する横浜市では、エリアマネジメントを実施する組織と市が、協議の上に「エリアマネジメント計画」の策定を行い、相互に協定を締結することでエリアマネジメントを推進する事務取扱を定めた要綱が制定されています。
ACTO日吉においても、マンションの建設に伴い整備される広場及び地域貢献施設を中心に展開するエリアマネジメントについて協議し、計画を策定し、横浜市と協定を結びました。
②エリアマネジメント組織の組成支援
エリアマネジメントを実施する「一般社団法人ACTO日吉」の設立に向けて、定款、会員規約、各種広場・施設の運営規約の作成、事務局立ち上げ、収支の検討など、スキーム構築から法人設立までを支援しました。
③エリアマネジメントの運営支援
ACTO日吉の運営開始から約1年間、事務局の一員として、運営支援を行いました。
法人運営、日常の施設運営、イベントの企画・実施などを行いました。
④「BE UNITED構想」の第1号案件
ACTO日吉は、野村不動産グループが推進する「BE UNITED構想」の第1号案件です。
「BE UNITED構想」は、ハードとしての街づくりに加え、個人や団体、学校や企業など多種多様なプレイヤーによるソフトとしての連携基盤を有する街づくりを目指す構想です。街への愛着や誇りが、やがてわが街をよりよく育んでいこうと考える「シビックプライド」の醸成へとつながっていく街づくりの考え方です。
ACTO日吉の取り組みは、エリアマネジメント組織の設立に関するグループとしての手法の確立、エリアマネジメント組織運営体制及び事業等に関する汎用フレームの策定につながっています。
オンプロジェクトを通したエリアマネジメント手法確立のための支援業務
エリアマネジメント組織運営体制及び事業等に関する汎用フレーム策定業務
エリアマネジメントに関する事務局業務 など
site：横浜市港北区
since：2016-2021
clients：野村不動産ホールディングス株式会社、野村不動産株式会社、一般社団法人ACTO日吉
link：ACTO日吉
