まちの再整備を契機に、まちを使い倒す人を育てる〜南町田の現場より〜

町田市の南町田駅周辺の再整備を契機として、南町田グランベリーパークに隣接する鶴間公園を中心に、市民が主体的にまちに関わり、公共スペースを活用できるように、企画づくりや実験イベントの運営などを通してコミュニティ・デザインを支援しました。

初年度は設計チームと連携しながら、既存団体や利用者へのヒアリングを通じた担い手の掘り起こしや、公園の基本設計及び実施設計に並走した市民ワークショップのファシリテーションを担当しました。

その後は「公園のがっこう」「まちのがっこう」「南町田グランベリーパークのまちのがっこう」と、3年間に渡り、「◯◯のがっこう」と称して、市民が実際にまちを使ってみる企画を募集・支援し、その企画が一同に介する社会実験イベント「◯◯のがっこう祭」の実施・運営を支援しました。

また、公園の木を活かす取組として、公園で伐採された木を活用したベンチづくりやウッドブロックワークショップ、そして公園で苗木をつくり持ち帰る「苗木づくり大作戦」や、その苗を植え戻したり、オオシマザクラなどを市民が参加型で植える「植樹祭」を企画・運営しました。
公園に隣接する施設(まちライブラリー)内で使用されている家具も伐採木で製作されたものです。

現在も「がっこう祭」を引き継いだ形で「つるまパーク大作戦」というイベントが開催されています。


「南町田プロジェクト」地域住民等の意向把握プログラム企画調査業務委託
南町田拠点創出まちづくりプロジェクト 鶴間公園・融合ゾーン魅力創出事業に係る市民参画支援業務委託 など
site:町田市
since:2016-2019
clients:町田市、東急株式会社
link:南町田拠点創出まちづくりプロジェクト

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