産学官民連携による「次世代郊外まちづくり」プロジェクト

「次世代郊外まちづくり」は、横浜市と東急株式会社の包括協定に基づき、持続的な郊外住宅地の実現を目指す、産学官民連携のまちづくりプロジェクトです。
弊社は、2012年からはじまったこのプロジェクトのフェーズに合わせて、構想づくりのワークショップの運営や多様な主体が共創する取組の支援などを行ってきました。


①ワークショップと構想づくり

はじめに取り組んだのは、2012年から行なったワークショップです。
住民、企業、行政から約100人が集まり、アイディアを出し合いました。
まちの特性を把握するまち歩き、未来思考で考える物語づくり、課題や目標を体系的に整理し、具体的なプロジェクトも検討しました。成果は「次世代郊外まちづくり基本構想2013」の策定につながりました。

②住民創発プロジェクト ─シビックプライド・プロジェクト─

2013年からは、リーディング・プロジェクトの1つである「住民創発プロジェクト ─シビックプライド・プロジェクト─」の支援に取り組みました。
住民創発プロジェクトは、自分のまちに愛着や誇りを持って行動する企画を、地域にお住まいの方やNPOをはじめとする活動団体、民間事業者の皆さまから広く募集し、横浜市と東急電鉄がその活動を支援するというものです。弊社は応募者の相談に乗りながら、企画づくりの支援などを行いました。2回の講評会を経て、15の企画が認定され、活動がスタートしました。それぞれの活動は内容に応じて進化しながら、現在も多くの活動が継続されています。

③「WISE Living Lab さんかくBASE」共創スペースの運営

2017年には、次世代郊外まちづくりの活動拠点として「WISE Living Lab さんかくBASE」が開設しました。弊社は、WISE Living Labに設置された「共創スペース」の運営に関わっています。
「共創スペース」はイベントやワークショップの会場として利用されているほか、日常的には情報発信や相談の場となっています。また、2017年からまちづくりやコミュニティ形成に資する活動を支援する「サポート企画」を、2018年から住民や企業、大学等と共創してソリューションを生み出す「共創企画」を募集し、支援してきました。

「次世代郊外まちづくり構想」策定支援業務
「次世代郊外まちづくり住民創発プロジェクト」住民活動支援業務
「次世代郊外まちづくり 地域連携プログラム等」支援業務
WISE Living Lab活動支援業務
次世代郊外まちづくり活動支援業務
「田園都市での楽しむ機能」の導入戦略検討業務委託 など

site:横浜市青葉区 東急田園都市線沿線
モデル地区:たまプラーザ駅北側地区(青葉区美しが丘1〜3丁目)
since:2012-現在
clients:横浜市、東急株式会社
link:次世代郊外まちづくり

次世代郊外まちづくりワークショップ
住民創発プロジェクト
共創スペースでの取り組み
「次世代郊外まちづくり」を推進していく上での暮らしと住まいのコンセプト
コミュニティ・リビング・モデル
「コミュニティ・リビング」を中心とした「歩いて暮らせる生活圏」

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!